向日市議会 2020-12-22 令和 2年第4回定例会(第5号12月22日)
そう言えば、立命館大学の戦争展に行きますと、いつも野中広務衆議院議員さんが来ておられて、もんぺ姿の私を見つけては気軽に声をかけてくださって、面白い国会の裏話をしてくださいました。昔の政治家には立派な方が、党派を超えてたくさんいらっしゃったと思います。 ぜひ、この意見書に多くの議員が賛成されることを心から期待をいたしまして、賛成討論といたします。
そう言えば、立命館大学の戦争展に行きますと、いつも野中広務衆議院議員さんが来ておられて、もんぺ姿の私を見つけては気軽に声をかけてくださって、面白い国会の裏話をしてくださいました。昔の政治家には立派な方が、党派を超えてたくさんいらっしゃったと思います。 ぜひ、この意見書に多くの議員が賛成されることを心から期待をいたしまして、賛成討論といたします。
農家の方々は、うちのお母ちゃんの格好が、もんぺ姿がどこが品位がないんやと、一体、向日市議は、そんなに偉いんかと怒ってはりました。
恋人が死出の出撃に、日の丸の特攻機に乗せられて飛んでいくのを泣きながら追いかけて、走っていったもんぺ姿の女性は、その後、自殺されたと聞きました。その兵士の残された遺書は、涙なくしては読めません。
彼は、戦争時のもんぺ姿の格好で議会に出て、日の丸に反対したため、たたかれている私を家に招いて、正直に自分のしたことを話し、これまで家族にも言えなかった苦しい思いを語られました。あのころ、このまちで名のある立派な方々から、次々と、「わしらはひどいことをした、あんたは正しい」と言っていただきました。
以前私が、有事になることを想定して、こんな時代になってほしくないと、もんぺ姿で市議会に登壇いたしましたが、いよいよ皆様、もんぺをはかないと非国民になる、そういうみんなが統制される時代が近づいてまいりました。特に私などは、白っぽい犬2匹、黒い犬1匹、猫はグレーや白や三毛猫まで飼っておりまして、憲法第9条にちなんで9匹もおりますので、死罪は免れません。
食糧難の時代、芋畑から愛する人をもんぺ姿で見送る若い女性に、特攻機の若者は、まるで別れを惜しむように手を振っていくように、何度も何度も飛行機の翼を揺らしながら、左右に振りながら旅立っていったということであります。特攻機の青年の中には、死の恐怖から、暴れたり自殺する者もあり、最後にはみんな、天皇陛下のためではない、「お母さん」と呼んで死んでいったことでしょう。